三つ葉と春菊は半日陰が向いている——日当たり不要のプランター野菜
📚 この記事で分かること
- 三つ葉が「半日陰・湿り気のある場所」を好む理由と実際の置き場所
- 春菊は秋まきが正解——夏まきで花芽が出てしまった記録
- ベランダの日当たり別・野菜の配置の考え方
「日当たりが悪い場所に置いたプランターは何年も空のままでした。 日陰ではものが育たないと思っていたからです。 三つ葉を試してみたら、日当たりの良い場所より柔らかく育ちました。 それから日陰に向く野菜とそうでない野菜を分けて考えるようになりました。」
— 増田博之
家庭菜園で「日当たりが必要」と言われる野菜は多い。 トマト・きゅうり・ナス・ピーマンは確かに直射日光が1日6時間以上必要だ。 しかしすべての野菜がそうではない。 直射日光が強すぎると逆に品質が落ちる野菜もある。
三つ葉はその代表だ。 強い直射日光があたると葉が固くなり、香りが飛んでしまう。 1日2〜3時間の間接光があれば十分育つ。 ベランダの奥や壁際など、「他の野菜が育たない場所」を三つ葉の定位置にした。
春菊は秋まきが正解
春菊は涼しい気候を好む野菜で、夏にまくと花芽(とう立ち)が出やすい。 花が咲くと葉が固くなり苦みが増す。 失敗ノートには「7月まき→発芽後2週間でとう立ち→収穫なし」という記録が残っている。
適期は9月〜10月まきだ。 涼しい秋から冬にかけて成長し、12月〜2月に収穫できる。 霜が降りる地域でも不織布で保温すれば屋外で越冬できる。 鍋の季節に自分で育てた春菊を使えるのは、秋まきの野菜ならではの楽しみだ。
ベランダの日当たり別・野菜の配置例
私のベランダは南向きだが、手すりの高さによって日照に差がある。
手すり近く(日当たり良好):トマト・きゅうり・なす・ピーマン
中間(午前中だけ日が当たる):バジル・パセリ・レタス・小松菜
奥(半日陰):三つ葉・みつば・春菊・小ネギ
この配置に変えてから、奥のプランターでも安定して収穫できるようになった。 限られたスペースを野菜の性質に合わせて使い分けることが、収穫量を上げる方法だ。
使っている種と道具
よくある質問
- 三つ葉は水耕栽培でも育てられますか?
- 三つ葉は水耕栽培でも育てられます。湿り気を好む性質があるため、水耕向きの野菜のひとつです。ただし水が滞ると根腐れするため、水の入れ替えを定期的に行う必要があります。プランター栽培より管理の手間はかかりますが、台所の窓際でも育てられます。
- 春菊の収穫はどのようにしますか?
- 草丈が20〜25cmになったら摘み取りが始められます。主枝の先端から15〜20cmを切り取ります。脇芽が伸びてきたら同様に収穫します。根元から切ると株が再生しにくくなるため、必ず茎の途中から切ってください。
- 三つ葉の水やりはどのくらいの頻度ですか?
- 三つ葉は乾燥に弱く、土の表面が乾いたらすぐに水やりが必要です。夏場は1日2回必要になることもあります。受け皿に水を溜めておく「腰水」管理も有効ですが、夏場は水が腐らないよう定期的に入れ替えてください。